スタッフの中山です。

今回は敷金についてお話ししたいと思います。

敷金・礼金ゼロという触れ込みも目立つご時世ですが、敷金や礼金がかかる物件も多いです。

敷金や礼金というのは物件の所有者（オーナー）やオーナーから管理を委託されている会社が決めるものです。

借主としては初期費用は安いほどいいのですが、貸主側もなかなか譲れないものがあることが多いです。

そんなこんなで、契約時にとられる敷金。

これは預り金なので契約が終了したら戻ってくるんでしょ？とお思いの方もいらっしゃるかと思います。

逆に、敷金なんて戻ってこないでしょ・・・とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

まず、敷金とは何でしょうか？ひらたく言えば預けるお金ですね。

契約が終わったときに滞納家賃があったり、物を壊してしまった場合のためのものです。

では、家賃の滞納がなかったり、物を壊さなければ全額返金されるのでしょうか？

お引越しの経験のあるかたはご存知と思いますが、室内清掃費用がかかります。

入居者が退去した後は清掃業者を入れてクリーニングをするのですが、その費用は入居者負担になるのです。

そのため、一般的には敷金から清掃費用を相殺して残りが返金されるということになります。

お一人暮らしの部屋ですと相場は３万円～５万円くらいですね。

ただ、これは通常清掃ですので、たばこのヤニ汚れが酷かったりするとこの金額に収まらないこともあります。

結論としては敷金は多少戻ってくるという認識でよろしいかと思います。

よくお客様より、「敷金がない物件は退去時にたくさんお金がとられますよね」と言われることがありますが、

敷金がない物件では上記室内清掃費用は入居時にお支払いいただくことが多いので、退去時に何万円も請求される

ケースというのは稀です。

この記事がお部屋探しの参考になれば幸いです。