建物構造について

 

こんにちは

中山です。

今日は建物の構造についてお話しします。

物件の図面などを見ていると目にする木造や軽量鉄骨造やRC造・SRC造という表記。
木造や軽量鉄骨などは比較的分かりやすいですが、「RC造」や「SRC造」という記載ではなんだかよくわかりませんね。

RC造とは鉄筋コンクリート造ということで、RCは『Reinforced Concrete』の略のようです。
SRC造は鉄筋鉄骨コンクリート造『Steel Reinforced Concrete』ですが、結局は何が違うのかということに収束しますので、
ごく簡潔にですがお話しします。

まず、共同住宅はアパートとマンションに分かれます。

アパートは小さくてマンションは大きいという漠然としたイメージを持たれる方も多いですが、この違いは正に構造です。

木造及び軽量鉄骨造のものがアパートで、それ以外の鉄骨造や鉄筋コンクリート造、鉄筋鉄骨コンクリート造がマンションということです。
これ以外にも細かい分類もありますがお部屋探しをすると大体上記5つのどれかに当てはまるかと思います。

アパートよりマンションの方が耐久・耐震・防音に優れていることは容易に想像がつくと思います。
また、アパートでも木造より軽量鉄骨の方が防音等に優れていることもお分かりいただけると思います。

では、マンションの中ではどうでしょうか。

・・・・・

答えは、SRC造>RC造>鉄骨造といことになります。

コンクリート造の方が強そうで、RCより「S」がつく分。SRCの方がグレードアップすると考えた方はその通りですね。
SRCは鉄筋と鉄骨でコンクリートを補強するため強度が上がります。ただ、耐久性以外の防音についてはRCと大きくは変わらないそうです。

お部屋探しの参考にして頂ければと思います。

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